「ママって有名な作家だっていうけど、私の友だちだれも
知らないよ」と自身の娘に言われて林真理子さんが書いた
という児童文学です。
私は読んでいて祖母が生きていた頃の祖母とのやりとりや
そこから垣間見える祖母の少女時代を思い出しました。
ものを大切にすること、分け合うこと、戦時中の暮らし。
とても読みやすいので小学生くらいの子ども達にはぜひ
読んでもらいたいなあって思います。そうして、豊かさと
いうことや、おいしいお菓子を何不自由なく食べることの
できる幸せについて考えてもらいたいなあ(私も考えました)。