子どもって、お金を持たせてもらうとすごく喜びますよね。
お店に行って、『お金渡してくれる?』とお手伝いを頼むとすごく喜んで、店員さんにお金を渡してくれたりするし・・・
ちょっとお金に興味をもち始める3歳すぎたくらいの子どもさんから楽しめる絵本だと思いました。
100円玉をもらって、うれしくて、肌身離さずもっていて、寝るときまでもって寝る子どもの気持ちが、なんだかわかるな〜!なんて思いながら読んでいました。
で、面白いのはここからなんですけど・・・
うれしさのあまり、100円玉を持ったまま寝てしまって朝になったらその100円玉が手から離れない。やっと取れたと思ったら、100円玉の形がくっきり残っていて、そこから100円玉がいっぱいでてくる・・・・
と、ちょっとビックリしてしまう話の展開なんです。
そこが、おもしろいところなんですけどね。
もちろん、これはすべて夢の中の出来事だったようですが・・・
息子はどこからが夢で、どこからが現実なのかいまひとつわかっていなかったのかな〜?
もう少し大きくなったら、今よりもっと楽しめる絵本だな〜!と思いました。