この絵本を購入して3年生(8歳)と年長の息子たちに読み聞かせた、その翌日のことです。
放課後、友達とカードバトルをして帰宅した長男が、渋い顔をして帰ってきました。
話を聞けば、とある男の子たちに“オレたち友達だろ?ならカードを交換してよ!”と迫られたとのこと。イヤだったので断ると、“サイテー”と、みんなでボクをおいて逃げていった・・・と、目をウルウルさせる長男。
「でも、○○くんは“ほかの遊びを、しよう”って言ってくれて、いっしょに遊んだんだ」と、にっこり。
前日に読んだ『ともだちやもんな、ぼくら』の3人のように、いいときだけじゃなく、大変なときにいっしょに寄り添ってくれるともだちの存在に気づいた長男。
ちょっと背伸びしはじめた年ごろの男の子が、楽しいだけじゃない、真の友情に触れる。
わが子の成長と相まって、とってもタイムリーな絵本でした。