いつもみんなのおうちに手紙を届けている郵便屋さんのスタンプ。でも、どうして僕には手紙が届かないんだろう。。。少し寂しく感じたスタンプはペンフレンドを募集する広告を新聞に出すことに。すると。。。
最初は2通だった手紙がどんどん増えて、仕分けをするネズミさんが嫌になるほど大量になってしまいます。
手に負えないほどの手紙が届いてあたふたするスタンプを心配して、チュウチュウ通りの仲間たちが様子をみにきてくれました。
最初は意地をはるスタンプですが、みんなの顔をみて、とうとう打ち明けるのでした。
「ほかのみんなみたいに、僕も手紙がほしかっただけなんだ」
スタンプに手紙がこないのは、毎日顔を合わせていて何も書く必要がないからよと、抱きしめながら勇気付けてくれるセーラちゃん。
ペンパルたちへの返事を書くのを、仲間たちが手伝ってくれて一件落着!
本当に頼りになる仲間たちです。
心が温かくなりました。
私も一人暮らしをしていたとき、ポストの中をみて何も入っていないと、とても寂しい気持ちになったことを思い出しました。
でも、ちゃんと周囲の人々とコミュニケーションをとっていれば手紙なんて必要ないんですね!
それに「便りがないのはいい便り」というように、遠方の友人たちもきっと元気にやっているのでしょう。
大事なことに気づかされるお話でした。