トミー・ナマケンボは、ものぐさが高じて電気仕掛けの家に
住んでいます。起床・入浴・身支度・食事などはすべて
機械がしてくれるのです。
魅力的な機械の数々に、子どもたちは歓声を上げます。
ところがある日嵐によって、停電に。トミーの家のすべての機械はストップしてしまいます。
それから1週間経ち、ようやく動き出すのですが…。
1週間たまっていた食事やら、冷め切ったお風呂やらのお陰で
とんでもない事態が起こります。
子どもたちはゲラゲラ笑って、何度も読んでとせがみます。
私自身も小学生の頃、図書室で何度も読んだ思い出があります。
世代を超えて楽しめる一冊です。