監修は「みたい!しりたい!じらべたい!学校の怪談絵図鑑」と同じく、常光徹さんです。
表紙には有名なざしきわらし・ろくろっくびほか、かいねで・そでひき小僧、・ちょくぼろん・ふぐるまようひが描かれています。
ちょくぼろん・ふぐるまようひは、もともとは道具だったものが長い年月を経て妖になった付喪神です。
このミネルヴァ書房が出している図鑑シリーズは、説明文(文字数)も簡潔でわかりやすく、イラストもたっぷりなので、小学生くらいのお子さんたちに手に取りやすく理解しやすい内容になっています。
巻頭には常光さんのコラム「想像力と妖怪の文か」が載っていて、大人が読んでも面白い内容でした。
中でも、妖怪の正体を見破るためのおまじない=「狐の窓」は昔から聞いたことがあったので、やってみましたが、この絵の通りに指を交差させるのはとても難しかったです。
もし私が実際妖怪に出会ったとして、「狐の窓」を瞬時にやろうとしたら、絶対指をつりますねー(笑)
中身は、いろんな妖怪が主に出やすい場所別にまとめてくれているので、見やすいです。