息子の大好きな「ともだちや」シリーズ、今回は冬編です。
ヘビ・・・「大好き!」と言う人はあまりいないと思われるキャラクターが今回のお話の中心です。
冬眠するクマやヤマネとは挨拶出来ても、何となくヘビが苦手で何も言えず別れたキツネ・・・それが気になって気になって仕方ない。キツネは本当に優しいですね。
そして、そんなキツネの気持ちを理解してくれるオオカミもまた、優しい友だちです。
「自分なんて好かれるはずがない、どうせ友だちなんて出来ない」と思っていた寂しいヘビが、キツネとオオカミに「やあ、ともだち!」と声をかけられ、握手した嬉しさ!読んでるこちらまで嬉しくなってきます。
誰にだって苦手意識はあるけれど、ちょっと勇気を出して、それを乗り越えていけたら、友だちももっともっと増えるはず・・・そんなことを教えてくれる1冊です。