キツネってセンシティブだなあって思いました。
まあ、ともだちをつくろうとして「ともだちや」を始めたりしたことも
あるくらいだから、センシティブなのは当たり前でしょうか。
そのキツネに負けず劣らずセンシティブなヘビ。
みんなとの、冬眠前のおわかれの挨拶にも出ていけません。
さびしい気持ちで眠りに入ってしまったから、寂しい夢まで
見てしまうし(哀)。ほんとにつらかっただろうなあ。
私はヘビほどセンシティブでは全然ないですが、なにか気にしていると
苦しい夢など見たりするので、つらい眠りの気持ちはよくわかります。
いろんな性格のひと(この絵本では動物や爬虫類だけど)がいます。
だから、「ともだち」になる始まり方だって、挨拶の仕方だって
いろいろあるんですよね。
春の日差しの中、キツネのドアップを見てうれしかったー。
この瞬間、私は間違いなくヘビでした(笑)。
私が大好きなオオカミさんは今回脇役でしたが(笑)、やっぱり
素敵。能天気だけど、まっすぐで優しいからキツネとヘビの
気持ちもさりげなく汲んであげたりして。
ともだちってほんとにいいなあ。
あんまりセンシティブでもなさそうだし、人見知りでも全然ない我が娘が
「ヘビさん、ほんとはキツネさんとなかよくしたいんだよね」と
言ったのには驚きました。ここのところ、このシリーズをたんまり
読んでいるので、いろいろなひとの心の機微みたいなものがわかって
きたのかしら?
また、「みんなと仲直りして遊んだよ」「○○ちゃんと友達になったよ」
とも言っていてこれまたびっくり。仲直り・・って喧嘩はしてなかった
はずだが(笑)。そうして友達になったという子はおんなじクラスの
やはりセンシティブな子なのですが、声をかけたんだねえ。「おれたち
ともだち!」シリーズの影響を受けてるな(喜)。
私も影響を受けていて(笑)。絵本ナビにて『ともだちごっこ』を購入
してしまいました♪
それからキツネのモードがいいわあ。今回最後のあたりのファッションは
蕗の薹?ちょっとそのうち娘にコスプレさせてしまいそうです(笑)。