5歳の息子に読んでやりました。オオカミくんが友達なのに、へびくんも気になるキツネくん。気になってしょうがないのに、友達になろう!という一言がでずに、冬眠を迎えてしまいます。一冬いろいろと考えた挙句に・・・。キツネくんの心の動きを丁寧に描いていていい絵本だと思いました。決して無理な展開をさせることなく、じっくりと向かい合って見守って、結果を出していきます。そこには勇気も必要だし、自分の気持ちに素直に行動することも必要。勢いに任せていないのが、このストーリーの不思議なところだと思いました。息子はにゅーっとへびくんが起きたときに登場するキツネくんの顔に反応し、毎朝このスタイルで起こすことになりました。息子もキツネくんの気持ちに寄り添うことができたみたいで、ほんわかしましたね。