こんちゃんは虫が大好きな男の子。
網を持って虫かご下げて・・まるでうちの息子みたい。
トンボを追いかけても捕まえられなくて・・かまきりを自分の腕にはわせて・・そんな姿もそっくりです。
家に帰って、カマキリを観察するシーンで、いくつかの虫かごが積まれていてそこにはカブトムシやらバッタやら・・そんな虫かごに囲まれた生活も息子と同じ!
それに、プラレールの貨車にカマキリを乗せて遊んでいるところまで。
虫好きな子は、一度はやってみたくなるのですね。
あまりにも似ていたので主人にも、とにかくこの絵本読んでみてと薦めたくらいです。
でもひとつ違ったのは、こんちゃんは、カマキリが生きた虫しか食べないということを知らなかったということ。
次の日の朝、バッタがいなくなっていて衝撃を受けます。
そして、草むらに返してあげるのですが・・
家の息子は、せっせとカマキリのために美味しそうな?バッタを捕まえてかごに入れてやっています。
少しはこんちゃんのような優しさもあってもいいかなーと思うのですが。
ストーリーの中に、こんちゃんという優しい男の子が登場するお陰で単にカマキリが出てくる絵本と言うよりも、色々な心情を読み取れてとても温まるストーリーです。
こんちゃん、ほんとにすごいはさみテクニックを持っているんですね!!