なんでもひとりでやりたいちびろばくんは、ひとりでブタ君のところに行く!と、はるばる出かけていきますが、夜になっちゃいます。ひとりで夜を明かすちびろばくんのそばに、実はしましまかあさんがいるんですよ!
ちびろばくんと、かあさんろばが、耳付のぼうしをかぶっているんです。これが、も〜かわいくて。かあさんろばは縞々のずるずるのお洋服で、ちびろばくんはぼうしとお揃いの青い服。こんな、ゆったりのかわいいお洋服を着ていると、気持ちまでゆったりしてくるのかな、なんて。かあさんろばが、ちびろばくんをとても優しい目で包み込んでいて、かあさんろばのひざで眠るちびろばくんはうっとり夢心地。他に出てくるキャラクターも、にいさんさるはとても手足が長くてスマートでクールな感じ。モルモットのおばさんは黒人の女の人が着るような派手な柄のムームー(?)でグラマーだったりして、とてもかわいくておしゃれな絵です。うちの子も、かわいいちびろばくんにすっかり感情移入して、「ちびろばくんって、ろばの中で一番かわいいねえ」と大好きになったようでした。
外国の人って、いいおじさんでもおじいさんでも、寝るときニットの三角ぼうしをかぶったりしますよね。あれも、童心にかえってぐっすり眠るための儀式なのかな、と思いました。日々怒涛のような毎日を過ごしている我が子を、ゆったり優しく包み込んで、自分も明日のために体を休ませるような眠りにつけたら・・・と思います(^_^;)