小学校などで、推薦された図書を買いませんか?と申込書が配布されますよね。大人も、「推薦されている本なのだから・・・」と1冊くらい買ってしまいます。買ってあげることは良いことなのだけど、本が届いてから、子どもはしっかり読んでないことってありませんか?
簡単に手に入ったものには、有り難みが少なくて、その結果「積ん読」が多いのだと思います。誰しもに経験のある状態を、見抜かれているようなお話です。
ガチョウのペチューニアは、賢くなった気になってしまって、偉そうに振る舞うのですが、実際は賢くはなっていないので大失敗を引き起こしてしまいます。
しかし、その失敗があったからペチューニアは、本は中身を読むものなのだと知ることができました。そして、本当に賢いガチョウになっていくのでしょう。
人の役に立ちたいガチョウだったので、これからのペチューニアに期待が持てるお話です。
この絵本を読めば、子どもも大人も「私も本を読まなくは・・・!!」
と思ってくれそうです。読み聞かせにも使ってみたいです。