図書館で春に予約したのに、夏になってようやく回ってきました。
作者の他の作品も好きなので期待していましたが、期待どおり!素敵なお話でした。
じいじがうれしいことがあるたびに植えた桜の木。
緑の葉っぱに真っ青な空がきれい。
“おれ”が「じいじはすごいな」と言うと、「なんもなんも」と言うじいじ。
あったかい二人の関係と、じいじの言葉にじーんとしました。
春には桜が満開に!
今度は真っ青な空に、ピンクの花びらで埋め尽くされた絵に感動。
じいじはこの桜を見た次の日・・・
じいじが優しく男の子の頭の上に乗せた手。。
男の子の泣きそうな顔。。
楽しそうな二人の姿をもう一度見返して、涙が溢れました。
でもね、あったかいものが胸に残りました。
じいじの桜の木も、ずっとずっと残って、男の子の心の中もあたたかい気持ちになっていることでしょう。