夜の読み聞かせで小2の娘が自分でチョイスした絵本。
「教室はまちがうところ?なんで?」というのがタイトルを見た娘の最初のことばでした。
読み始めると真剣な表情をしじっと食い入るように、何かを考えながら聞いている姿が印象的でした。
絵のタッチは優しく、大勢描かれている子どもたちの表情も豊かで、1人1人じっくりと見てしまいます。
文章も、漠然とした「こわい」という気持ちが言語化され、緊張ってこういうことだよね。きっとこんな思いをしながらがんばっている子もいるよね。でもまちがうことは怖くない、それも成長する一つの過程なんだよ。と子どもが感じ取れる内容です。
手をあげるってとても勇気のいることですよね。
正直、大人になった今でも積極的に発言をできているかと言われると、誰かが言い出してくれるのを待つ場面ってあると思います。
そんな子どもだけでなく、大人もハッと気付かされた絵本。
娘も積極的に手をあげるタイプではなく、やはり「まちがえたら怖い」といいます。
この絵本はお家で読むのも良し、クラスの読み聞かせにも良いと思うので、次回の読み聞かせボランティアの候補にしています。