これは実話を基にして作られた絵本です。私はこのはるかさんのひまわりのお話を絵本で知る前にテレビで知りました。
あの阪神淡路大震災からもう20年が過ぎましたが、やはり遺族や被災された方々の思いは、今も強く強くあるのでしょう。
絵本からも姉のいつきさんの思いが伝わってきます。
誰も予測が出来ない地震、一瞬で家族の日常が奪われてしまう地震、誰もが起きてほしくないと願ってはいるけれどやはり、こればかりは仕方ありません。
けれど、こうして、いつまでも震災で亡くなった方たちのことを忘れずに思い出し、語り継いでいくことは大切だと感じます。
この絵本もこの先もずっと語り継いでいってほしいです。