ペンギンのぼくは、ママに怒鳴られて、あまりのショックで、体がバラバラになって、飛んでいってしまいます。
なんとか、自分で体を探しに行きますが、なかなかうまくいかない。
途方に暮れていると、ママが、船に乗ってやってきます。
ママは、ぼくの体を捜してきて、縫い付けてくれました。
そして、「ごめんね。」と、ママがあやまります。
この絵本を、戒めとして、私自身が購入しました。
怒ってはいけないとわかっていても、その場になると、カッカと血が上り怒ってしまいます。
子供の心は、このペンギンのぼくのように、ばらばらです。そして、母である私も、自己嫌悪に陥り、心にぽっかりと穴があいたようになります。
そして、時間をおいて、(子供が幼稚園から帰ってきてから等)娘にあやまるのです。
ペンギンのママのように、しっかりと縫い付ければいいですが、そのうち、取り返しのつかないようになったらどうしようと、いつも、心配しています。
この絵本を、いつも手元に置いておいて、自分にブレーキをかけていきたいと思っています。
最後に、「どうして、船が飛んでるの?」と、聞かれましたが、私もわかりませんでした。