先に、石津ちひろさんの回文遊び「ぞうからかうぞ」を読んで
とても楽しかったので、早口言葉遊びのこちらの本も手にとってみた。
「ゾウからゾウに お雑煮どうぞ さあどうぞ」
言うだけでも大変だけど、この絵本では全部ひらがなで書かれている。
「ぞうからぞうにおぞうにどうぞさあどうぞ」
あなたは……読めました?
ほかにも、
「隣のイモリが ヤモリを お守り」
「シマウマが縞しまうと 縞のないシマウマ」など、楽しい早口遊びが33作品。
1ページに1作品 紹介されていて、早口言葉の説明的なイラストも
とても面白くてクスッと笑えてしまいます。
昔から有名な「生麦 生米 生卵」「坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いた」もいいけど、
新感覚の早口言葉も楽しいですよっ!
回文遊びの「ぞうからかうぞ」同様、こちらも読み聞かせの時には
何度も読み込んで、つまらずに読めるようにしておいたほうがいいですね。