5歳の娘が図書館から借りてきました。
題名と表紙の絵が気にいって借りてきた一冊のようですが、
中身はずっとずっと深い一冊。
妹のわがままを聞くようお母さんから命令された理不尽さ、
年下というだけで許されてしまう妹のわがままへのいらだち、
泣けば勝ちなのか?!とさえ思わせる、
妹の目からぽろぽろと流れる涙へのにくらしさ、
私自身も経験したことではありますが、
そばにいた10歳長男も思わずやってきて、
「ひどいよ!オレといっしょじゃん!」と、激しく同意・・・。
やー、上の子というのはとっても我慢をしてるものなんですね。
自身も経験したことなのに、親として反省。
そして、でもそんな上の子だからこその心の寛容さを見せつけられ、
最後は、とってもジーンとくるエンドに仕上がっています。
ご兄弟のいるお子さんと親御さんに、是非読んでいただきたい一冊です!