自分の記憶にある限り、この作者(ハンガリーの作家だそうです)の絵本を読むのは初めてだと思います。が、視点がとっても面白かったです。
イラストのレーベル・ラースローさんの絵も、文章にとても合っていて、お話の面白さをいっそう引き立ててくれているように思いました。
主人公の男の子は、親たちに毎日小言とを言わることにいい加減飽き飽きしていて、自分がもし大人だったら、こうゆう風にするのに。って、願望のお話でした。
なにぶん子ども発想なので、大人が読むと、そんな大人はいないでしょ。と思うのですが、子どもたちはどうんな風に受け止めるんでしょうね。
ぜひ、読み聞かせなどの場で読んでみたい作品です。ちなみにわが家の子どもたちは、読み終わると、何か言いたげに私を見ていましたが、結局何も言ってはくれませんでした。(残念)