自信が持てないのは、自分のことが好きになれないのは、
きっと、本当は、自分のせいじゃない。
子どもの頃の家庭環境、学校などの集団生活、
その中で、受け入れてもらえなかったことによる自信喪失。
自分を卑下する気持ちが更に事態を悪化させる。
すごく切ない話ですね。
みんなの心無い言葉のために
主人公のルビーは、こんなにかわいくても、
自分を『ごみくず』だと思ってます。
鏡に映る自分の姿すら、歪んで見えてしまう。
心の闇が、
本来変わるはずのないものまで歪めてしまうなんて・・・。
でも、ルビーは、ありのままの自分を受け入れてくれる
ドットおばさんとの出会いによって、本来の自分を取り戻すことが
できます。
対人関係の難しい現代。
娘が運良く、ドットおばさんのような人に出会えるかはわかりません。
だから、私が、娘にとってのドットおばさんでいてあげられるように
ありたいなと思いました。
ただ甘やかすのではなく、本人の自信を育て、
絶対的な信頼を得ること・・・。
こっちも、なかなか難しそうです。