少し冗長な感じのするテキストですが、それなりの意味があって、とても詳細に心の扉のことを学びました。
誰にでも好かれるプーミンは優しくてとてもナイーブな心の持ち主。
そのナイーブさが時には自分をセンチメンタルにさせてしまいます。
でもそれは素晴らしいことなのです。
ひとりセンチメンタルになったプーミンは、心を閉ざすことを入れ知恵されました。
心を閉ざすことは、物事に無感覚になるだけではなく、攻撃的にさえなってしまうことでした。
心の扉は開けたり閉めたりできること。
このあたりの微妙なことを、とてもわかりやすく語っていますが、そのためにはかなりの回り道の必要性もあったようです。
結構子どもたちは勘違い、思い違いから思ってもいなかった自分になってしまって、元の自分に戻れなくなってしまう、未熟さを持っています。
それをどのように見守るか。
このお話、親への教科書でしょうか。