みんな早く大きくなりたいなって、子供は思っています。
この絵本に登場する王子様はとっても小さいらしく、両親はとても大きいみたいです。子供から見ると親は大きいもんですが、この絵本に登場する王様(両親)は巨人?ってくらい大きいです。誕生日プレゼントに何が欲しいかと聞かれて、すっごく大きなものばかりおねだりします。
夢で見たプレゼントは大きなゾウ。実際にもらったのは小さい子ゾウ。
自分の背丈に合うプレゼントに納得する→自分自身を受け入れるという意図があるようです。
イラストが若干暗い感じであまり息子としては乗る気ではなかったのですが、話が面白かった(現実味が無いほうが喜ぶ)ようでもう一回とせがまれました。小さくてもいいじゃないっていう作者の意図が読み取れたかはわかりませんが、突拍子もない展開に楽しめたようでした。