死んだ自分の姿を想像したら、何を感じるのだろう。
死んだ自分の周りに、自分の死を悲しんでくれる人はどれだけいるのだろう。
自分が愛されていたことを知るすべは何だろう。
この本を読んで、いろいろな思いが心を突き抜けていきます。
何もとりえがないと思っていた自分が、どれだけ愛されていたかを知って、馬は戻ることができません。
やるすべなく、馬は天に召されていくのです。
あの大震災から一年。
答えのない鎮魂を痛感します。
悲しいままでは終わってほしくないお話でした。
そして、歌
命!!!
自分の存在!!!
自分の重さ!!!
自分の起源!!!
ひとつだけの命!!!
替えることのできない命!!!
自分のあるがままを受け止めよう!!!
とても強いメッセージがありました。
たったひとつだけしかないものの尊さ。
EPOさんの思いと歌が、身体を突き抜けていきました。