高学年5,6年生のよみきかせに、毎回読んでいます。この時期を逃したら今の子供たは、たぶん一生東京大空襲のことなど知らないまま大人になってしまうという危機感からです。毎回よんでいて辛いです。
猛火の中、赤ちゃんと子猫を守って焼け死んだ母親の心は、現代の子育て中のママにも響くと思います。本当に東京であった話です。きな臭いことを声高に叫ぶ勇ましい指導者が現れ、戦前の空気を感じているのは自分だけでしょうか。 自分も夜中の授乳中、空襲警報に怯えず、焼夷弾からも赤ちゃんを守って逃げなくていい、平和のありがたさを、かみしめていました。