はじめて読んだキーツさんの絵本。
娘も息子も大好きです。
始めに、つみきのビルが「いっぺんにぶっこわれた」
このフレーズにくると息子は必ず笑います。
部屋のカーテンや壁紙がとても美しいコラージュで表現。
はっきりした色彩でいいですね。
家にある自分が使っていた家具が全部生まれたばかりの妹のためにピンクに塗られていくのを見て、ピーターが犬のウィリーと一緒に家出をします。
それが家の前というのが可愛らしい。
家に戻って、カーテンの後ろにかくれんぼのふりをして靴だけ置いておきます。
そして、おかあさんに「こっちだよ」と驚かせます。
この場面は子供たちが大好きです。
最後にピーターはお父さんと一緒にイスを妹のためにピンクに縫って上げます。
お兄ちゃんになってあせってから、気持ちよく妹に譲ってあげる過程をテンポよく美しく描かれています。
小学1年生での読みきかせでも、子供たちは真剣に聞き入ってくれました。
私も大好きな本なので、図書館で読んだあとに購入しました。