地震は忘れた頃にやってくる、どこかに大きな地震があると思い出す言葉ですが、やっぱりまた忘れてしまう。
だからこういう本を読んで、普段から地震の事を語る必要があるのだと思います。
子供は大人が思うよりもずっといろんな事が理解できると思います。
特に東日本大震災の報道を見てからは我が家の5歳と8歳の子供もよく地震に関する質問をしてくるようになりました。
だから今のうちにこの本を読んでやりたかったです、忘れてしまう前に。そして忘れそうになったら、また何度でも読んで地震の事を語りたいと思います。
私は静岡県に育ちましたので、子供の頃から東海地震の可能性について聞かされていました。大人になって他県の友人と話をしたときに防災意識の違いがはっきりとあることを感じました。
ですから小さい頃から地震に対して地震の可能性を語ることは何よりの防災になると思います。
ガタガタ村の話は備えをした村の動物としなかったキツネに何が起こったか、そのキツネを救うためにみんなで力を合わせること、家を失って暗い夜を過ごしていても命さえあればやり直せるということ、などを子供にも分かりやすい絵とお話で語っています。
機会をみて小学校の読み聞かせで使ってみたいと思います。