現在、ドラマで活躍中の芦田愛菜ちゃん。
彼女が当時6歳の時に、ドラマ史上最年少初主演と話題になったドラマを、
絵本化したものです。
私は、ドラマをリアルタイムで見ていました。
芦田愛菜ちゃんの迫真の演技と物語の内容に、何度も涙しました。
その世界観を壊すことなく、忠実に描かれていました。
幼稚園の卒園式間近、ヒロムくんが重い病気のために、
遠くの病院にいることを知ったカンナ。
おともだちを連れて幼稚園を抜け出し、ヒロムくんに会いに行きます。
大人には内緒で、こどもたちだけの力で、見知らぬ土地に行こうとする彼女たち。
不安だろうな。危険なこともあるかもしれないよ。
でも、5人で決めた約束は、「なにがあっても、絶対に泣かないこと!」
すごいなって思いました。
まだまだ幼いこどもたちなのに・・・
いつの間にか、自分の意思で行動できるぐらい成長していたのですね。
次々に起こるアクシデントにもめげず、最後まであきらめなかったカンナ。
不安で不安で泣き出してしまった彼女に、私も一緒に泣きました。
この旅で体験したことは、きっとこどもたちにとっては大きな宝物になったと思います。
そして、またひとつ成長していくのでしょう。
大人の私としては、こどもたちの純粋な気持ちを大切にしたいなって思いました。
ドラマのモチーフになった楽曲「さよならぼくたちのようちえん」は、
卒園式などに歌われる感動の卒園ソングです。
この曲を聞くと、娘の卒園式のことが脳裏によみがえり、
ついつい涙目になってしまいます。