ゆきがふったら」 さふぁいあ。さんの声

ゆきがふったら 作・絵:レベッカ・ボンド
訳:さくま ゆみこ
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2005年11月
ISBN:9784032015409
評価スコア 4.6
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みんなの声 総数 29
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  • いきいきとした子供たち♪

    一晩中しんしんと降り続いた雪があたり一面を白くかえる。
    除雪車が静寂をやぶる。
    子供たちが飛び起き、急いでお外へGO!
    除雪車が作った雪の山で子供たちはどう遊ぶ?
    みんなで相談して、協力したり、役割分担したりして
    素晴らしいことをやりとげます。

    明るい絵が素敵だな〜と思ってこの絵本を手にしました。
    冷たくずっしり重いはずの雪がなんだか、
    アイスクリームや生クリームみたいにトロリとしていて、
    でも、冷たくなくて優しい暖かさを感じます。
    雪の積もった翌日の晴天のまぶしさを思い出しました。
    登場する沢山の子供たちの動きも楽しいです。
    子供たちだけでなく、文字にも動きがあってウキウキさせてくれました。

    雪がいっぱい降ったら、絵本の真似をしたい
    と我が家の子供たちは言っています。
    とっても うらやましそう。
    冬になったら小さな雪だるまぐらいなら作れるかな?

    何度か読んでいると、4歳の息子は
    「みんな一緒に暮らしているの?」と質問してきました。
    数えてみると子供は12人いるようです。
    大家族?子供たちだけで生活しているのでしょうか?
    子供たちが遊んだ後、家でごはんを食べるシーンの
    お皿の上にチョコチップクッキーらしきものがあるのを見つけると、
    「ごはんじゃなくておやつでしょ?」とも言いました。
    「タイヤはだれが持ってきたの?」とか
    「夜もお外で遊んでいいの?」など、何かと気になったようです。
    そして息子と私の話し合いの結果
     ”子供だけで生活しているから、
      タイヤを持ってきても、夜遊んでも怒られないし、
      ご飯もお菓子を食べている”
    という答え(今のところは…)になりました。
    本当に子供だけで生活しているなら
    一日中遊んでいられないと思いますけどね。
    息子と話していて、お話の中に大人が登場しない分
    絵本の中の子供たちは、のびのびと、
    活き活きとしているのかもしれないなぁと思いました。

    ニコニコ子供たちの元気な声が聞こえてきそうな絵本でした。

    投稿日:2007/08/23

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