自分でしか読んだことのない人は、ぜひ、誰かによみきかせをしてもらってください。
1,2メートル離れた所から見て、その真価がわかる本だと思います。
私も、長いこと、自分で読むか、子どもたちに読み聞かせるかしかしていませんでした。
絵が見開きになるところで、子どもたちの目の色がさあっと変わるのを何度も見ていましたが、ある時、人に読んでもらう機会があって、聴衆の立場で見た時に、その感覚がわかりました。
一気に、眼前に、ニューヨークの町並みが広がるような迫力です。
鳥肌が立ちました。
3年生くらいでもその迫力は感じてくれますが、話の内容まで理解してくれるのは5年生くらいからでしょうか。
一緒に、ニューヨークの写真などを見せることもありますが、ツインタワーがなくなった理由を知っている子は、小学生ではもうほとんどいなくなってしまいましたね。