私は人と話すのが苦手です。
でも、人が苦手なわけじゃなくって、その逆で…
「おれたち ともだち!」シリーズの中でも、新しい友達ができる物語は、そんな私の気持ちを代弁して
くれているかのようで、読んでいると毎回ホロリホロリと泣けてきます。
そして、最後のハッピーエンドにいつも救われるのです。
今回は、最初この絵本に登場するコダヌキくんに、自分を重ねて読んでいました。
どうやって皆の輪に入ろうかとドキドキする気持ちは、私と同じ。
受け入れてくれるかな?大丈夫かな?
でも、コダヌキと真逆で強そうに見えるオオカミさんも、実は私と同じだったんですね。
だけどオオカミさんのすごいところは、頑張るところ。
どうしたら自分を好きになってくれるのか?どうしたら友達になってくれるのか?
頑張って…泣いて…だけどやっぱり最後まで頑張るオオカミさんが素敵です。
もしかしたら、人は皆、多かれ少なかれ、友達になる前に、こういうドキドキを経験しているのかも
しれませんね。
私もドキドキするけど、話しかけてみようかな?皆の輪に飛び込んでみようかな?
また、勇気をもらいました。
私似の子供たちにも、読んであげたい1冊です。