「てんごくのおとうちゃん」の、続きのお話です。
「ぼく」のために おかあちゃんが作る、なんだかちょっとヘンなものたち。
愛情はたっぷりなのですが、何かが違う・・・。
読んでいるほうは思わず笑ってしまいましたが、
小学生の「ぼく」には、深刻な問題かもしれませんね〜。
私も、コートを母に預けたら
「寒そうだから」と衿元をボタンで留められるように改良されていました!
大人なので、母の愛情だと受け止めて、そのまま着つづけました(笑)
そんなコミカルな内容なのですが、
後半はちょっとしんみり。なんだか切なくなってしまいました。
最後はどうなるんだろう?
と、泣く準備をしていたのですが、そこはさすが長谷川義史さん!
最後には、パッと明るい気持ちになりました。
なんだか、近所にいそうな「ぼく」のお母さんに
親近感がわいてしまいます。
一生懸命にミシンを動かすお母さんの姿をみて、息子への愛情を感じました!