酒井駒子さんの描くうさぎの男の子。表紙の男の子は、窓辺でじーっと雪が降っている外を見ています。その子を見ているだけで、なんか心の中がきゅんとします。雪の降る日のお話なので、絵本全体がグレーがかっているのですが、とっても温かみを感じます。
男の子がベランダで雪のおだんごを作るところ、うちの娘達もよくやりました。ベランダに、小さなかわいい雪だるまを並べて遊んだことをおもいだします。そして、しんしんと雪がつもるしずかな世界。
男の子とお母さんのやさしく温かいやりとりが、とっても素敵です。
雪が降ったら、子ども達と雪のおだんごをたくさん作ってみようと思いました。