とても美しい写真絵本です。
森の中の様々な情景の断片をクローズアップして、あまり意識することがなかったような景色が不思議と身近に感じられます。
でも、文章と書名と課題図書であることにちょっと違和感を感じました。
写真からは様々なものを感じることができるので、読者の側にまかせてもいいのではないかと思います。
「一緒であること」を感じなくても良いのではないでしょうか。
かつ、課題図書にまでしてしまっては、感性の統制につながるようで…。
この写真絵本の中から、全く別の事をイメージしてもいいのであって、文章などもなくてよかったのでは…。
でも、そうすると本屋さんの店頭には並べられないのでしょうね。