お化けが嫌いな娘。このお話だったら、楽しんでくれるんじゃないかと私の方が気に入って、購入しました。
おばけのレストラン「おばけてい」でのお話。だれも飲んだことのないスープ「くるぽんきゅー」を考え、これが大好評!スープに入っている材料もおもしろい名前ばかり。他に出てくるメニューもおもしろい名前です。どんな料理なのか?どんな味がするのか?想像しているだけで、ワクワクしてしまいます。お話の中にでてくるメニューだけでなく、挿絵の中のメニューもクスッと笑いたくなるものばかり。とにかくニューモアたっぷりのレストランです。
お化けといっても、かわいらしいお化けちゃんたち。
本当にお化けの世界にこんなレストランがあるんじゃないかと思わせるおもしろさが魅力です。
私はとってもおもしろいと思ったのですが、やっぱりお化けはお化け。お化け嫌いの娘は、1度読んだきり、読もうとしてくれません…。3歳の娘には、メニューの名前のユーモアもまだ分からないのかもしれません。もう少し大きくなったら、きっとこのおもしろさに気づいてくれると思います。それまでは、私の楽しみにとっておこうと思います。
お化けが好きなお子さんには、おすすめの絵本だと思います。
【事務局注:このレビューは、「おばけのコックさん」こどものとも2008年8月号 に寄せられたものです。】