デカウサギとチビウサギが互いのことをどれ位好きか、表現し合ううちにどんどん規模が大きくなって・・本当に読み聞かせる親の方が心温まるお話です。
物語の中ではチビウサギが両手を広げてもジャンプしてもデカウサギには敵わないことで、「ボクもデカウサギのように大きくなりたい」という羨望も垣間見えます。それでも一生懸命考えてより長いものを考えていくチビウサギの頭を使った工夫が光ります。
この本を読むことで、いつも大切に思いながらついつい叱ってしまう子供に対する自分の気持ちが再確認できると共に、子供に直接愛情を伝えるきかっけにもなっています。とてもよい絵本に出会えました。