娘が保育園から借りてきた絵本、この内容で
タイトルに「おばけ」という言葉がないのが逆に新鮮でした。
日本の妖怪、海外のモンスターなどが大集合。順番を数えながらひたすらずらずらと出てきます。
ただ羅列されるだけでなく、おばけたちがそれぞれのキャラクターを活かして、騒いだり、お隣にちょっかいをかけたり、泣いたり、人(おばけ?)助けをしたり、いろいろしながらならんでいるのがおもしろい。
中でも、「かみきり」という妖怪が、けむくじゃらの妖怪につきまとって、最後までにきれいにカットしていくのが面白かったです。
そしてこれはいったいなんのぎょうれつなのか・・・
答えは、大きな大きなお風呂!
おばけたちが裸になって、気持ちよさそうにお風呂に入っています。
そして、その後は大きな大きな輪になって、お膳を前に宴会です。
子どもはジュース、大人はお酒を片手にとっても楽しそう。
はるばるやってきて、長々とならんでいたのはこのためだったんですね。
なんとも人間臭いおばけたちの姿に笑えます。
娘も、借りている期間中、毎日これを読みたがり、おかげで親子ともどもだいぶおばけの名前を覚えました。