図書館でこの本と出会いました。
ノラネコぐんだんシリーズは前から知っていたのと、子どもがその頃大好きな動物がペンギンだったので借りてみることに。子どもは一度読んだだけで大好きになりました。
飛行機の離陸場面がきょうだい3匹、緊張と興奮している表情で大人の私は同じ思いをした記憶がよみがえり、つい笑ってしまいました。子どもはこの部分のセリフが大好きで、しばらくは何をするにも「ベルトをしめて・・・」とずっとまねていました。
機内食では子どもの好きそうなメニューでページをさいて丁寧に描かれているところがとってもいい!と思いました。飛行機に乗ったらこんなおいしそうなランチが出てくるんだね、おまけもかわいくてほしくなるね、と会話が弾みます。
また、乗り継ぎ地点でのハプニングに子どもは大喜び!
ギンちゃんを探すのも楽しいし、他のお客さんの様子を見るのも楽しいです。「そらのたび」だけあって、飛行機からの次に乗る物も夢がありますね!
最後の、家でおばあちゃんが電話しているくだりは、昔自分が子ども時代に良く見た光景を思い出してほほえましく感じました。携帯もなかったので「向こうについたらおうちに電話ちょうだいね!」と出かけに母に言われたことを思い出しました。
子どもたちだけでの旅はドキドキ&ハプニングがつきもの。自立心が芽生え、度胸もつきそうです。それを体験するのもいいし、絵本で楽しむのもいいと思います。
自分の子どもはいつデビューできるかな・・・と思いながら最近はこの本を読んでいます。