図書館から借りてきて、5歳と10歳の娘たちと読みました。
“あるひ はんなちゃんはね
めがさめて おきあがってみたら まだ よるだったんですって”
この文章から始まるはんなちゃんの秘密の冒険が愛しくて愛しくて、
子供たちより私の方がとりこになってしまいました。
ねこのチロと一緒にトイレににったり、内緒でさくらんぼを食べてみたり…。
普段なら経験できない内緒の時間が「〜だったんですって」という
優しい口調で語られます。
お姉さんのお人形やオルゴールを内緒で借りたり・・・。
普段ならお姉さん、貸してくれないのかな?!などと想像したりして、
「そうそう、姉妹ってこんな感じ!」などと一人でなんだか嬉しくなってしまいました。
我が家の子供たちは、夜、目が覚めると割と私を起こすタイプの子供たちなので、
こんな、はんなちゃんみたいな経験はないけれど、
きっとこの感覚は大人になったらわかるんじゃないかなぁと思いました。
絵も、文章も、とっても素敵で、我が家の本棚に並べたい一冊になりました。
子供よりも、大人向けかもしれませんね(^^)。