冬眠から覚めたヤマネくんは、崖から落ちそうになっているミツバチさんの家を見つけました。
たいへんだ!!
ヤマネくんは、森一番の力持ちであるクマさんを起こしに、家に行きました。
でも、どんなに頑張っても、クマさんは起きません。
だからヤマネくんは、春が来たことを知ってもらうため、春の印を探しに行くことにしました。
ページをめくるごとに、冬に沈んでいた世界が活性化していきます。
色や登場人物が増えて、賑やかになっていきます。
音読をしているのだから聞こえるはずがないのに、春の音が聞こえてきます。
読後感が最高で、絵本ってこういうものだなあと、感激してしまいました。