科学博物館に行って以来、何故か宇宙に興味を持った三歳半の息子に、初めての図鑑として購入。その日から毎日毎日図眺めています。とにかくイラストや写真が大迫力。文字を読まなくても、眺めているだけで十分面白いようですし、親が見ても圧倒されます。
また、これを購入して以来、息子の図鑑熱が高まり、他社の宇宙の図鑑も購入。DVDは他社(BBCの物)と比べると圧倒的に分かりやすく、かといって子ども騙し的な物でもなく、大人でも感心する内容です。まさに図鑑をDVDにした感じです。
一方、図鑑の内容としては若干マニアックな部分があるような気がします。文系の母には説明に困る内容もあり、欄外の用語集を読んでも良く分からない…。とはいえ、息子は「そんなものか」と思っているのか何なのか、それで興味をなくすということはないですが。
製本もちょっと残念な感じで、購入から約二ヶ月半、良く開くページを中心に、ページが取れてしまいました。扱いも丁寧ではないし、毎日読んでいるので、仕方ないのかもしれませんが、図鑑ということを考えると、もう少ししっかりした作りでも良かったかな…。他社より大きさが一回り小さいのは、寝かしつけの時に寝ながらでも読めるし、小さい子でも扱いやすそうなので良いのですが…。
そして、2016年12月第10刷を持っているのですが、そこでは「最大の恒星はおおいぬ座VY星」となっており、他社では「最近の研究では、はくちょう座V1489が最大の恒星」とのことで…。息子はおおいぬ座VY星が一番大きいと信じていたためショックだったらしく、公園でも突然「オオイヌザVYセイハ、イチバンオオキナホシジャナカッター!」と叫びだすくらいです(知らない人が見たらただの変な子ですね)。まぁ重要な話でもないし、調べたらはくちょう座も最近の研究では一番ではないという説もあるようですが。
「動く」図鑑とのことなので、DVDが主で図鑑が従、と考えたら良いのかもしれませんね。それなら少し難しい図鑑の内容も、製本も、全然気になることなく満点って感じです。値段もコスパ抜群です!