随分前に図書館で予約したこの絵本。課題図書だったんですね。ようやく回ってきました。
息子も二人のおじいちゃんが大好きです。
そして、私もおじいちゃんが大好きでした。
色々と重ねてしまって、涙が溢れました。
“ぼく”とおじいちゃんはいつも一緒で、お風呂に入るとき「ごくらく ごくらく」と言っていました。
長谷川さんの絵も、おじいちゃんが本当に幸せそうで、ごくらくごくらくっていうのが伝わってきますね。
“ぼく”がそばにいて、素敵な家族がいて、おじいちゃんは自然とこんな言葉が出るのかなぁと思いました。
入院の前の日、おじいちゃんがお茶を飲みながらも「ごくらく ごくらく」と手を合わせたとき、
亡くなった祖父のことを思い出してしまいました。
このおじいちゃんも、家族への感謝の気持ち、だったのでしょうか。
悲しいお話で、3歳の息子には理解できなかったようです。
でも私にとって、色々考えさせられる絵本になりました。