立春や小寒などの二十四節気を歌った短歌と富士山のコラボレーションです。
『サラダ記念日』で有名な俵万智さんの短歌に、
グラフィックデザイナーのU.G.サトーさんが斬新な富士山像を添えます。
二十四節気には、それぞれの日付と解説があるのが嬉しいです。
また、子ども向けに選定した個性的な短歌には、補足のメッセージも添えられています。
俵さんらしい清々しい短歌が素敵です。
その世界に、富士山を題材にした絵が、とても斬新です。
「大雪」の、温泉に映った富士山に脱帽です。
世界遺産登録で脚光を浴びている、旬な富士山の魅力も伝わってきますね。
子ども向けに編まれた短歌ですが、やはりその世界を体感できるのは、
小学校高学年以上くらいからでしょうか。
俵さんならではの恋心も詠まれているので、中学生、高校生にもオススメです。