図書館の新刊コーナーで見つけ、借りてきて3歳の息子と読みました。ほのぼのとした挿絵が、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。
トランクんが山あいの村に住むおばあさんにピザに使うチーズを届けに行きます。それも「ウシくんにのって」。大きな大きなウシくんは、バスのようにいろいろな人を乗せて、街をぬけ、草原をぬけて、山を越えます。
大きなウシくん同士が、崖ですれ違う場面は、読んでる方もヒヤヒヤしました。ウシくんの体がこすれあうところなどは、臨場感もあって、息子とふたりでドキドキしながら読み進めました。
息子には、チーズをつくるというのがいまいちピンときていなかったようで、読み終わった後に「それで何を届けたの?」と言っていました。
その後のおばあさんとのやり取りや、帰り道も気になって、あれこれ想像するのも楽しかったです。