スーザのシリーズは、これが3冊目。シリーズを通して同じ最初の2ページの文章も、「さあ、ねぼすけスーザのお話の始まり、始まり!」といった感じで、きのうのお話の続きのように、子どももすぐに物語に入っていけると思います。
トマトは、娘の大好物。うちの畑でも、毎年15本くらいの苗を植え、何百個と実がなってもまだ足りないくらい!他のお話以上に、娘が気に入ること間違いなしです!
スーザは自分の畑で採れたトマトを荷車に乗せ、市場のホルへおじさんの元へと運びます。スーザの考え付いた名案で、トマトは見事に完売。そのアイディアの楽しいことといったら!私たちまで踊りだしてしまいそうです。娘も、スーザのまねをして、指を鳴らしながら、くるくる!ホルへおじさんからお礼にもらったトマトを、ろばのサンチェスといっしょにかじりながら帰るひまわり畑の小道。太陽の花、ひまわりと同じくらい、スーザの顔を輝いています。娘は、「ひーっ!」と声を上げて、ぴょんぴょんジャンプ!親子で楽しめるシリーズがまた1つ増えて、私も嬉しい限りです。