にわとりさんのお隣に謎のお隣さんが引越してきます。
でもなかなか出会えなくて・・・いったい何者?!
正体が分かるまで、どきどきわくわく。
一人でいろいろ考えるにわとりさんの姿がかわいくてほのぼのします。
そしてじつは謎の正体、ふくろうさんも同じコトをしていたのでした。
朝方のにわとりさんと、夜型のふくろうさんではすれ違い。
やーっと会えた二人は、2軒のおうちの間に伝言板をおいて
仲良くしています。
・・・というお話。
なかなか会えないお話に、5歳の息子はケタケタ笑って
うけてました。
高畠さんのとぼけた雰囲気の絵がいいんですね〜。
赤や青、緑がくっきりとしてて目にも鮮やかです。
こんなふうにほどほどの距離感で、でも温かい交流ができると
人間関係も一番いいですよね。
読み方もお手紙のところはたどたどしく、
「待ちます 待ちます 待ちます・・」のところは
気持をこめて。
リズムもとりやすく、子も喜びます。
何度も読み聞かせ、せがまれました。
たのしい絵本でした。