宮西さんの絵本はとても心が温かくなる作品が多いです。
こちらの新刊はブタ君がお父さんに叱られて、嫌い!といって泣いているところを動物達に慰めてもらうのですが・・
読んでいると、なんとなく最後の展開が想像がつきます。
ぞうや、ひょうや、ねずみたちもそれぞれのパパが嫌になったというエピソードを優しく話します。
みんな、でも最後にはお父さんがだーいすき!と言うのです。
息子は、うんうんとうなづきながら嬉しそうにみていました。
想像がつく展開だからこそ、安心して読み進められたのでしょう。
最後に、ぶたくんが家に走って帰るシーンの次のページをめくる瞬間!
よかったなーという安堵の表情で見ていました。
そして絵本が終わっての一言。
「あー!オレもパパのことだーいすき!」
ちなみに、こちらの絵本は読み聞かせするのなら3,4歳からと書かれてありましたが、息子は一年生。
なんともいい表情で聞いてくれてとても嬉しかったです。
またまた宮西さんの絵本に心がほっこりしました。