4歳の息子と読みました。
田んぼの土の中で、外で、人と田んぼのかかわり合いも含め、
どんな生き物たちがどんなことをしているかが、わかります。
虫や鳥、カエル、プランクトンにいたるまで、
田んぼの中でどんな風に暮らしているか、
素敵な絵で丁寧に詳細に描かれています。
絵を見るのが楽しい。
外来種などもちょっと載っているところがいいですね。
そして、巻末の田んぼに関する情報も秀逸。
人がどんな仕事をするかもよかったけれど、
息子が喜んだのが、見開き4ページにぎっしり載っている、
田んぼの生き物インデックスです。
田んぼにいる虫や鳥、そのほかの生物が小さくたくさん描かれています。
しかし、人のつくった田んぼが、こんなに自然豊かで生物たちと関わったものだったなんて、ちょっと感激です。
用水路でメダカたちとつながっていたのですね。
息子にはちょっと難しかったかもしれないけれど、彼なりにかなり楽しんでいました。
もったいないのが、判型がちょっと小さいこと。
もっと大きければ、絵も見やすかったのに。
手元に置いておきたい1冊です。