とってもかわいくて、無邪気なこねずみが、すてきなりんごをみつけます。
「ぼくだけのひ・み・つにしよう。」
と、土の中にうめちゃった。
そして、「なにをかくしたの?」とだれがたずねても、「それはひ・み・つ」といって、教えません。
でも、こねずみの知らない間に、芽が出て木になって、りんごができて落ちてきて、とうとうみんなにばれちゃった。
気がつかないこねずみが、愛嬌があってとてもかわいい。
こねずみの後ろでどんどんりんごの木が成長するのを見て、
娘もいつこねずみが気づくのかドキドキして聞いていました。
本人(こねずみ)は気づいていないけど、自分(娘)は知っている時のワクワク感がたまらない。ちょっと、えらくなった気になりますよね。