みなしごのペッテルとロッタがみどり、ちゃいろ、むらさきおばさん達と
あおおじさん暮らすようになって初めてのクリスマス。
クリスマスのクッキーを焼いたり、大掃除したり、モミの木を探したり、
クリスマスの準備はたのしいものです。
クリスマスイブに突然現れプレゼントをくれた謎のやぎおじさん。
「いつもいい子にして、しゅくだいをちゃんとやるんだぞ」
おお、いいことを言うじゃないですか、やぎおじさん!
(読み聞かせていた次男はちょっと困った顔になりましたが。)
さて、ヤギおじさんって誰?、とペッテルとロッタの捜索がはじまります。
無事見つけたものの、双子の赤ちゃんを預かったり、おばさん達へのプレゼントを作ったり、
瞬く間に次のクリスマス。
さて、どんな光景が?
絵本とはいえ少し長いおはなしですが、
その分丁寧に描かれたお話が素敵です。
ペッテルとロッタの子どもらしい活躍に拍手!
もちろん、二人を包む大人達の優しさにも目が離せません。
表紙のクリスマスツリーを囲む場景があたたかいです。