ねぼすけという以外は普通の女の子のスーザ。私が読んでいると夫が「かわいい絵だね」とのぞきこんできました。
やぎの世話をするスーザの姿は「アルプスの少女ハイジ」を彷彿とさせます。
やぎのダリアがいなくなってしまい、スーザが必死に探すところに心打たれました。この絵本の舞台はスペインということですが、せかせかしたところのないのんびりしたところが気に入っています。
「おくりもの」と「セーター」の話を読んだので、他の話も読んでみたいと思います。シリーズものには、読むたびに主人公に親密感を抱いて、まるで古くからの友だちに出会えたような嬉しさがあります。